外国人犯罪撲滅協議会


外対声明!



平成27年4月7日


まけるな遺族たち!

凄惨な大事件による深い悲しみを乗り越えて・・・


3年前の4月のことだった。

北陸・金沢市を出発した東京方面行きの高速バスが関越道・藤岡ジャンクション付近で防音壁に激突。乗客45人が死傷するという大惨事となった。

原因はバス運転手の河野化山(こうの・かざん)による居眠り。運転前より極度の睡眠不足と体調不良で、運転の最中にも激しい眠気を感じていたであろう仕草が高速サービスエリアの駐車場で目撃されている。

蛇行運転や速度のアップ・ダウンが激しい最中に激突。防音壁がバス車体の中央部より左右半分に食い込んで分断するなど、想像を絶する地獄絵図だった。火の海、血の海のような惨状を命からがら脱した乗客らもいたが、一瞬にして生命を奪われた乗客が7人もいた。

運転手の河野が中国残留孤児2世の「中国人」であったことは事件後、すぐに報じられている。

裁判は約1年後の平成25年7月より始まったが、私ども『NPO外国人犯罪追放運動』は裁判所前で、一貫して事件は乗客の安全を省みない中国人運転手のプロ(職業)意識の欠落、中国社会特有の人命軽視に起因していると主張した。




写真説明:群馬県の前橋地裁前での街宣活動の様子(既に当法人を退会した会員については当人からの強い要望もありましたので、画像に一部修正を加えています)


河野は「危険運転致死傷罪」に問われるべきであったが、「自動車運転過失致死傷罪」で裁かれて懲役9年半、罰金200万円の判決が下され、控訴することなく刑に服している。

昨年3月の判決から約1年、事件発生から3年を経た。

:公式サイトの活動報告より(判決時のエントリー)

2014年03月25日
【群馬】関越道バス追突事件 第14回公判(判決)と前橋地裁前 街宣活動
http://blog.livedoor.jp/gaitsui2/archives/1803668.html










写真説明:同じく前橋地裁前での街宣の様子
判決時には実に大勢のマスコミが来ていた


河野・現受刑者による関越道バス追突事件で犠牲になられた山瀬直美さん(当時44歳)の息子である俊貴さん(22歳)がこの春、群馬県の警察学校に入学した。

警察官を志した直接的なきっかけは大事件により、母・直美さんを亡くした時に遺族ケアを担当した警察官の姿に心を打たれたからだという。




写真説明:TBSのニュース記事より


あの関越道での大事件が無ければ、この若者が警察官を志すことはなかったのかも知れない。事件は遺族たちのその後の人生を大きく左右した。遺族の中には若き将来ある娘を亡くした方もおられる。最愛の伴侶を亡くした方もおられる。その悲痛と失意は他人には到底分かり得ない。

しかし、その深い悲しみを知っているからこそ他の誰かを助けることが出来る。誰かを助ける強さを持っている。

「大事な人を亡くすつらさを少しでも和らげてあげられれば」と語る山瀬俊貴さんは将来、白バイ隊員になることを希望しているといい、警察の中でも交通関係に進むことを志しているようだ。

これからも車関係に限らず、凄惨な事件・事故は起きてしまうだろう。その都度、遺された者としてのつらさ、痛みを知っている当事者として、誰かの支えとなり、深い失意にある誰かを立ち直らせることに尽力して頂きたい。

凄惨な大事件の後、深い悲しみをバネに誰かのために役立とうとする若者の巣立ちを歓迎したい。

余談だが、ニュースでこの件を知った直後、然る支援者の方から電話を頂いた。「有門さん(当法人理事長)たちの(裁判所前での)激励が遺族たちに届いたんじゃないですか」「大きな励みになったんじゃないですか」

そうであれば率直に嬉しいが、関越道バス追突事件に限らず、外国人犯罪の被害者は決して少なくない。

凄惨な事件により、突如として襲った悲しみをバネに、より力強く立ち直られる雄姿を望む。

なお、北関東方面では鹿沼警察署(栃木県)の留置場で死亡した中国人容疑者の家族が、留置に関わった警察官らを刑事告発している(民事裁判では和解が成立)。

おそらく、今年の夏以降には宇都宮地検で何らかの判断が下されるものと見られるが、予断を許さない状況だ。

2013年06月08日
【栃木】中国人容疑者「留置場死亡裁判」 県警を支援する宇都宮地裁前の抗議行動
http://blog.livedoor.jp/gaitsui2/archives/1775317.html




写真説明:栃木県の宇都宮地裁前での街頭演説活動の様子(既に当法人を退会した会員については当人からの強い要望もありましたので、画像に一部修正を加えています)





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