NPO法人 外国人犯罪追放運動 本部


「端山課長集団暴行致死事件」



 
 外国人犯罪の増加について、問題視する機会は着実に増えてきていると思います。
しかしながら、それらの犯罪を防止して行こうとする建設的な活動の第一歩は、や
はり過去に発生した犯罪を決して忘れず、教訓として私達の防犯意識の向上に役立
て行かねばなりません。
 そして、そういった外国人犯罪に立ち向かった方々への感謝の気持ちを常に忘れな
いように心がける事が、私達の安全に繋がるものと信じます。
 
 
 この度、「在日特権を許さない市民の会」事務局長 高橋賢一氏が、川崎で外国人
犯罪の摘発に勤め、犯罪者達の報復によって殉職された端山豊蔵間税課長63回忌慰霊
祭を執り行うに当たり、主催者の高橋氏は当NPOに概要と資料を寄稿して下さいま
した。
 
全文を掲載します。
 
 
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在特会の高橋です。いつも、お世話になっています。
お電話での話にありましたように、神奈川(現・川崎南)税務署
端山課長集団暴行致死事件について、ささやかながら資料をお送りします。
 
終戦直後から暫く、三国人(≒朝鮮人)による犯罪が後を絶たなかったのは
今さら語るまでもありません。暴行、略奪は言うまでもなく、物資不足に
かこつけて、あらゆる物を密造、密売してきました。中でも密造酒は全密造酒の
3割近く(1953〜54年)、覚醒剤の販売量では全量の6〜7割を占めていました。
しかも、戦勝国民(と、初期はされていた)三国人に日本の法は適用されず、
また軍需工場に事欠かなかった川崎においてドブロクや旧日本軍隊の隠匿物資の
工業用・航空用メチルアルコールを加工して作ったアイデアル・ウィスキーの
密造が横行していました。川崎は工業地帯で、即ち酒好きのブルーカラーが
多くいた事も影響しているでしょう。
しかし、密造酒、特にメチルウィスキーは粗悪品で、それを飲んで失明したり
死亡するなどの事件が多発。それがGHQの兵士たちにまで及ぶようになると、
さすがに堪りかねたか密造酒摘発を始めるようになります。
徹底的な検閲下にあった新聞において、23日の事件が25日に、26日の死去が
27日に報道されたましたが、報道されたという事実もさる事ながら、その
迅速な報道ぶりは三国人への牽制も兼ねていたと思われます。
 
こうした背景にあって桜本(産業道路を挟んで工業地帯の向かい側にあり、
朝鮮初級学校もある)における濁酒密造事件と端山課長集団暴行致死事件が
発生したのです。
 
 
 
高橋 賢一  拝
 
 
 
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酒造密造者取締による殉職についての大蔵省発表(昭和22年7月4日 新聞発表)
(出典:昭和財政史  「終戦から講和まで」)
 
「今般、川崎市櫻本町において種類の大量密造をしている朝鮮人の
集団部落に対して、去月23日第8軍当局の応援を得て、横浜検察庁
検事指揮の下に、多数の税務官吏及び警察官吏がその部落を臨検し、
密造種類約80石※1、原料の米・麦・麹等10数石、蒸留設備その他、
多数を差し押さえるとともに、犯則※2嫌疑者100余名を検束したが、
右臨検に参加し抜群の活躍をした後帰宅の途にあった神奈川税務署
間税課長端山豊蔵氏は、京浜線川崎駅前で数名の暴漢におそはれ、
全身に数ヶ所の傷をうけ、直ちに川崎市立病院に運び入れたが、
内出血のため腹膜炎を併発し、遂に26日職にたをれた。この壮烈な
殉職に対し東京財務局並びに全財労組の合同で7月5日午前10時より
東京財務局において盛大な慰霊祭を営み、故人の冥福を祈るとともに
今後各自の職務に一層の精進をちかふこととなっている。
最近、都会地近傍においては集団的大量の酒類密造が行はれ、これが
ヤミ市場、屋台店等に流れ込んでいる現状は目に余るものがあり、
これ等の行為は単に酒税法違反といふに留まらず、主食の横流と広汎な
ヤミ行為を随伴しているのである。
今回、かかる尊い殉職者を出したことは返す返すも残念であるが、
これを契機として政府は、この種悪質なものに対しては徹底的取締りを
なす方針である。
なお、犠牲者の遺族に対しては出来るだけの慰藉※3を講ずる」
 
 
 
川崎で密造大検挙  出たでた樽詰めの濁酒
(神奈川新聞  昭和22年6月25日発刊分)
 
川崎市櫻本町三丁目、入江町、水ノ江町の朝鮮人部落濁酒(※4)検挙は
廿三日午前十一時半から行われた。横浜検察庁の富田、(※4)両検事の
指揮の下に県警察本部公安課、経済防犯課、刑事三課、鶴見、川崎両署
ならびに横浜市内各署から応援を求め武装警官二百名と出動税務官吏
百名合計三百名が十数台のトラックに分乗、部落を包囲して交通を
遮断し、益田川崎税務署長以下神奈川、横浜の両署から応援の税務官
百余名が片っぱしから実宅内の調査をはじめる。
 
多くの家には大カマドが置かれてあり、ボイラーをすえつけているものも
ある。タンスや床下にコウジや米をかくしてあるもの、糠で二重カベを
つくってそのなかにコウジを入れてあるもの、つまれた藁のたばをどけて
みるとその中からタルやカメにつめた酒が出てくる。もっとあるはずだと
付近のアシの原っぱをさがしてみると出てくる出てくるタルづめの酒だ。
部落の中はぶちまけられた酒が芳じゅんな香りを放つ。路上に米を
ぶちまいたものもある始末。
 
かくして午後六時半まで実に七時間にわたる大捜さくで証拠品の濁酒は
密造者と一しょにトラック二十余台につまれて横浜検察庁にはこばれた。
今度の検挙は全国でも珍しい大がかりのものとなった。
 
暴漢に襲われ間税課長重態
 
神奈川税務署間税課長端山豊造※5は廿四日午後九時半ころ、京浜川崎駅前で
数名の暴漢におそわれ、打つ、ける、なぐるの暴行をうけてこん睡した。
急(※4)で川崎署員がかけつけたとき暴漢は逃走、端山氏を市立新川病院
に収容手当を加えているが頭部と腹部の内出血で重態である。
 
端山間税課長殉職
(神奈川新聞  昭和22年6月27日発刊分)
 
さる廿三日川崎市櫻本町附近の朝鮮人部落濁酒密造検挙に参加した
神奈川税務署間税課長端山豊造※5氏は、同夜九時半ごろ帰宅の途中
京浜川崎駅附近で暴漢に襲われて負傷、市立新川病院に収容手当中
だったが、廿六日午前十一時半腹部内出血がもとで遂に絶命殉職した。
犯人は川崎署で厳探中だがほぼ目星がついている。
 
※1  一石=約180リットル。従って80石=約14.4キロリットル=1升瓶80本分
※2  反則の事。原文まま
※3  慰謝と同意(読み方も同じ)。原文まま
※4  文字がつぶれており、判読不可能
※5  正式には豊蔵氏。原文まま
 
殉職税務官吏  故端山豊蔵之碑より(現代語訳)
 
故・大蔵事務官端山豊蔵氏は終戦後、世の中の激変に伴う道徳の退廃によって
税法違反が日に日に増えていった。(端山豊蔵氏は)神奈川税務所間税課長として
これら悪質犯の摘発に日夜熱心に働いていたが、昭和22年6月22日、三国人による
ドブロク密造を掴み、自ら署員を率いて取り締まりにあたったところ、不逞な
報復(=リンチ)に遭い殉職に至った事は痛恨の極みにして遺族の悲しみを
察するに余りあるが、端山氏による職責遂行の信念と果敢な行動とは、
全国60,000人の税務官吏の旗標として同僚を奮起させたと共に、国民の
正義感に訴え、緩んだ綱紀を正した。ここに、殉職を悼み、有志でお金を
出し合って慰霊碑を建て、その名誉を永く後世に伝えるものである。
 
 
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 ※当記事は、「在日特権を許さない市民の会」事務局長の高橋氏
 より寄稿していただいたものを理事の中村の責任で掲載しました。
 資料の位置だけ入れ替えていますが、その他は原文のまま掲載し
 ています。
 
 
   平成21年6月9日 中村(元理事・外患阻止局長)
 
 







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