NPO法人 外国人犯罪追放運動 本部

NPO外追 創設8周年記念投稿
皆様のお陰でNPO外追(外国人犯罪追放運動)は平成16年5月28日の創設以来、同24年同月同日を以って満8年を迎えることが出来ました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

☆戦前から引き継ぐ近代的な系譜を断ち切れ!

多文化共生(強制)フェスティバル調査報告 IN群馬・大泉 5/27

平成24年5月27日



平成24年5月27日(日曜日)、群馬県邑楽郡(おうらぐん)大泉町の「いずみ緑道(花の広場&水の広場)」にて同町が「活きな世界のグルメ横丁」と題して毎月開催している多文化共生フェスティバルが行なわれた。

参照:大泉町観光協会 http://www.oizumimachi-kankoukyoukai.jp/

外国人が多い群馬県で、特にブラジル人が密集している大泉町が外国人を巻き込んで目論む「町おこし」の一環である。
日本という国・自治体が多文化共生を盛んに説く真意は、外国人に日本社会の発展を委ねるという実に安直な発想であるかを物語っている。

政府・自治体という国の「体制」からして、なし崩し的な外国人の受け入れを是として共生を強制しているのだ。

催しそのものは屋台による出店で世界各国のグルメを堪能しようというもの。
同日、我がNPO外国人犯罪追放運動は現地に赴いて、その実態をリサーチ。群馬県での行動は、この5月初旬にもベトナム難民が密集する伊勢崎市の羽黒団地へ赴いているが、大泉町では計4回目となる。


【群馬】伊勢崎市・羽黒団地実態調査(平成24年5月3日)

【群馬】大泉町「ブラジル人街」行動報告(第1回)

【群馬】大泉町「ブラジル人街」行動報告(第2回)

【群馬】大泉町「ブラジル人街」行動報告(第3回)


ブラジル、インドネシア、エジプトなど各国グルメに混じって、日本もお好み焼きや焼きそば、カキ氷、串焼きなどが並ぶが、韓国の屋台も2〜3店ながら立っていた。
写真:各国のグルメが立ち並ぶ屋台








多文化…と言えば聞こえは良いが、韓国系が半数近くを占めるようになれば他の外国人も排斥されるだけに、韓国系は最初から排除しておいたほうが良い。
店舗にせよ屋台にせよ、日本人の店と韓国人の店が隣り合わせになった場合、韓国人店主などは「ドクトは韓国領土!」と書き出したりして日本人への嫌がらせをこれ見よがしにやったりするが、逆に日本人がそのような嫌がらせをすることはない。日本人のほうからも「竹島は日本領土!」と書かれたステッカーを貼り出すなど、韓国人への嫌がらせはドンドンやったほうが良い。店舗・屋台に限らず、韓国人が普通に暮らしている住居に対しても。


写真:ブラジル人の中でも日系や白人が入り混じる中、欧米系や中国人・韓国人・東南アジア系など雑多な人種や民族が入り乱れた公園内









写真:舞台正面では歌や演奏が披露されるフェスティバルで、ある意味、多文化の真髄を見せたと言えるかも知れない
エジプト料理の屋台を出していたイスラム教徒の青年が午後3時過ぎ頃、半ばたたんだ状態の屋台裏でアラーの神に祈りを捧げる。




時間が決まっているのか、どんな場所や場面でも祈りを欠かさないのだろう
1人2人でも異様な光景で、通りがかったブラジル人親子も見入っていたが、これが数十人・数百人規模となればかなり脅威的な光景である


一方、公園からすぐ近くにある朝鮮人による運営と思しきキリスト教会前には地元のブラジル人が屯(たむろ)していた。




大泉町でのフェスティバルを見て思ったことは、日本人にせよブラジル人にせよ(他の外国人にしてもそうだが)、互いに不信感や敵愾心といったものはなく、入り乱れて和気藹々(わきあいあい)とやっているといった雰囲気である。子供に「民族性」はないためか小中学生に至っては日本人もブラジル人も差異なく、遊び友達のグループを形成していたりする。

ただ、それはせいぜいが町内会レベルや子供の世界といった「限られた次元」での話であり、これが例えば大きな祭りやイベントとなると、まったく違った相貌を見せたりする

そうした「木を見て森を見ず」に基づく発想に陥ると、トンだ過ちを招きかねない。現に極めて限られた小規模での成功を見て、壮大な規模での多文化共生(強制)が推進されているのではないか。

総体としてブラジル人ほか外国人との共生に関するコンセンサスは得られないばかりか、ますます不信感や警戒感、敵対意識は潜在的に増幅されているというのに、行政に至っては群馬県も然り、多文化共生に関わるセクションまで設けられ、ブラジル人が存在して当たり前、外国人がいなければおかしい、外国人が来なければ地域も県も成り立たないという前提に立ってあらゆる物事が進められている。

もはや多文化共生と銘打ったフェスティバルそのものが日本の伝統行事として扱われるまでに至ったと言えよう。多文化…を持ち出さなければ祭りもイベントも成り立たない、町の活性化や町おこしは出来ないという一種の本格的な洗脳であり、その工作に戦前から戦後に至る近代という長い時間をかけて誰もが洗脳され切ってしまったことの証左である。


☆近代日本に「右翼思想」は存在せず!

名目が変わったのみで今なお続く大アジア主義の残滓





日本人のみの祭りやイベントはすっかり衰退したと言われるが、それが本来的な姿だとして、地域で小規模に行なわれる多文化共生フェスティバルのように上手くまとまっているか何とか収まっている状態というのはごく例外的で、全体像から見れば異常とも言える。

祭典に限らず、大泉町は町からして「ブラジル・タウン」と称して町の宣伝や活性化につなげているが、誰もがブラジル人がいる状態はやむを得ないこと、または普通のこととして甘受させられてしまっているように思う。

特定の地域でどうにか上手く運ばせたものを全体像としても当てはまることとして強制されては敵わない。それが近代の日本では一貫して行なわれてきた。たとえば群馬県に来ているブラジル人にせよ、戦前・戦後を通じて多くの日本人移民が南米に渡ったことに起因している。「かつて日本も貧しい時代に、ブラジルに日本人移民を受け入れてもらった。少子化で労働力が不足した今、今度は日本がブラジル人を受け入れる番だ」という似非ヒューマニズムに基づいて。

当のブラジルにしてみれば開拓に際して労働力を欲したエゴから日本人移民を受け入れたのであり、決して現代日本人が振りかざすような安っぽい道徳論ではない。外国人もこの辺りの事情は熟知しているので日本人に何ら憚らず、のうのうと我が物顔で日本に居着く。

第一、日本政府が南米への移住を奨励したということは「棄民政策」に他ならない。戦前、朝鮮人や台湾人を同じ日本人として優遇した一方で、こうした棄民政策が行なわれていたのである。逆に言えば、戦前日本がアジア重視に基づく政策(朝鮮や台湾、満州への投資)を採らず、自国民優先の救済措置を行なっていれば南米への移住…という事態は起きなかっただろう。

片道の渡航費を政府が負担する形で推し進める棄民政策の一方、大アジア主義に狂奔する一方の日本は「アジア解放」の名の下に大戦争(第二次世界大戦)へと突き進む…。朝鮮や台湾、東南アジアといったアジアのための日本なのか?

日本が戦った大東亜戦争については保守・右派、右翼民族派が挙って大絶賛してやまないが、元より近代日本には欧米のような真の意味での民族主義や右翼・保守思想は存在しない。大アジア主義なるものが日本人にとっての民族主義、右翼・保守思想であると思い違いをさせられてきたに過ぎないのだ。

従って外国人・異民族を排除して民族社会・民族国家を形成しようという運動は近代以降、元より存在しないし、育まれない。それを実現しようとすれば鎖国政策を採っていた近代以前の体制まで回帰するしかない。

帝国主義華やかな植民地支配の時代には、欧米は植民地から人を奴隷として強制連行し、戦争では「弾よけ」として強制徴用した。翻って日本は朝鮮・台湾出身者でも軍幹部に登用し、「天皇陛下の赤子」で優秀であれば軍のエリートとしての教育を施した。およそ国家の常識では考えられないことをやってきたのが近代日本である。全ては欧米の真似事に過ぎないのだから「似非国家」になってしまったのは仕方がない。









戦前の系譜を受け継ぐ然る伝統右翼団体の面々は、どこの集会や行動に参画しても「我々は眠たくなるようなことは言わない、やらない」というのが口癖だが、彼らの言っている大アジア主義の実践こそ一番眠たくなる。

先ごろ、種子島の宇宙センターよりH2Aロケットが打ち上げられたが、ロケット技術・開発こそは日本にとっても国家機密中の機密事項であるにも関わらず、商用・軍用の併用が可能な韓国の人工衛星を打ち上げることに協力・提供しているのだから話にならない。日本のロケット技術・開発は韓国のためにやっていることなのか? 朝鮮半島のための戦争と韓国に寄与するロケット打ち上げは、本質的に戦前・戦後の日本が何も変わらないことを意味している。

資金を提供して科学技術まで惜しみなく提供、ヒトまで受け入れて日本近海にある資源まで「持ってけドロボー」、日本の安全保障まで売り渡して人の好さを如何なく発揮している日本は今なお大アジア主義の真っ只中。時々で名称が変わっただけで五族共和や大東亜共栄圏の理念は今も昔も変わらない。

その結果、大損害を被るのは他ならぬ日本人。戦前の南米移住にせよ、受入国のブラジルによって時の政府が棄民政策の恩恵にあやかっただけなのに、何故に日本人移民が世話になりましたと感謝を強いられなければならないのか? 感謝のみならず、今度はブラジルでも使い物にならなさそうなクズを引き取って共生せよと強制される。

近代国家の猿真似をやった日本人がこんなメンタリティだから世界平和やらどこそこの国との友好などと、どうでも良いようなことを口走る奴が依然として後を絶たない。アジア全体で発展していこう、どこの国の人とも仲良くやろう…という発想で事実上の移民国家なのに、なおも1千万人移民の受け入れ計画が進行中である。

多文化共生は戦後のみならず、戦前から常識であるかのように洗脳されてきたものであり、特に日韓間では立場は変われども極東平和の名の下に、日本が韓国に寄与させられる構図に変わりはない。

かつて海外への大量棄民と大戦争による犠牲という形で強いられた日本人の犠牲は今なお続くものであり、今度は自ら死を選択する形で年間10万人以上が葬られている。

単に一地方の町の一角で行なわれたフェスティバルが盛況だと喜んだところで、多文化共生・外国人受け入れの一方で日々、日本人が死に追いやられているのが全体像であると言えよう。

 

皆様のお陰でNPO外追(外国人犯罪追放運動)は平成16年5月28日の創設以来、同24年同月同日を以って満8年を迎えることが出来ました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。




文責:サイト運営一課     平成24年5月30日更新



index




NPO法人 外国人犯罪追放運動
本 部: 東京都台東区東上野 6−10−7−401
電 話: 03−3842−8805
機関紙:『安全への選択』
理事長ブログ:http://blog.livedoor.jp/samuraiari/
本部HP:http://gaitsui.web.fc2.com
inserted by FC2 system